Bloomingdaleの日記

駐在妻 帰国後の足跡

帰国の際、アメリカの銀行口座をどうするか

ほとんどの方が、口座は当面残して帰ることになると思います。

理由は、帰国後精算になるものがたくさんあるからです。

必ず帰国前に、帰国先の住所や連絡先が決まった時点で

口座のある銀行へ出向いて、いくつかの手続きをして帰ってください。

 

1)送金

  為替ルートなどもあるので、タイミングもありますが、

  日本の口座にドル預金があれば、とりあえずドル建てで送金しておけます。

  ユーティリティの支払いやカードの支払いなど

  必要な分を残して、いずれは口座を閉じるのであれば、

  ある程度まとめて送金してしまうのがいいかと思います。

  もしくは、オンラインで日本に送金できるように、

  日本の口座を登録してもらっておく、送金にかかる手数料なども

  確認しておくといいかと思います。

  私は、夫とのジョイント口座ですが、アメリカの口座にあるお金は

  すべて現地法人からドル建てで支払われた収入(夫の収入)ですので、

  夫名義の日本のSMBC信託銀行(旧CITIBANK)のドル建て普通預金

  アメリカのCITIBANKから、まとまった金額を送金しました。

  いったん手数料を取られましたが、

  旧CITIというので、後日手数料は返ってきました。

  返ってくるかどうかは、もしかしたら、口座のランクもあるのかもしれません。

  今後も変わると思いますので、ご自身で確認されてください。

  夫の収入のお金を、妻名義の口座に送金すると

  贈与税が発生する場合がありますので、ご注意ください。

  

2)住所変更

  郵送用の住所は、オンラインでも変更可能なことが多いのですが、

  レジデンシィの変更は、窓口でないとできません。

  銀行によって、支店によって、テーラーのいうことも違ったりするので

  確認が必要なのですが、

  帰国直前に、日本の住所へ変更してくれるところもあります。

  帰国後でないと受け付けられないといわれた銀行もありました。

  とりあえず、永久的に帰国する旨を伝え、グリーンカード保持者でもないし、と

  伝え、パスポート(ビザがついてるものから初入国してきた日のものまで)を

  もって、住所変更をお願いします。

  すべて日本の住所に変更が可能でしたら、その場でW-8BENも提出します。

  (用紙は銀行にもあります)

  NYからの帰国の時は、Chase銀行で、W-8BENは帰国してからでないと

  受け付けないといわれ、

  帰国後、銀行から用紙が郵送されてきて、それを送り返しました。

  帰国後の住所が未定の場合は、実家の住所と電話番号でもいいよ、と

  いわれました。要はどこの国が税制的な居住地になるかということが重要です。

  郵送用の住所は、自分でオンラインでも変更可能との説明でした。

  このあたり、銀行や人によって対応もまちまちであると思いますので

  確認してください。

 

3)確認事項

 1)帰国後 オンラインバンクは使えるか。

 2)ステイトメントやチェックブックは日本へも郵送してもらえるか。

  (私は、オンラインステイトメントに変更しました。

   チェックブックは、多めにオーダーしていたし、

   古い住所のものも、手書きでそこを直して使っていいとのことだったので

   それで対応する予定ですが、帰国後一度も使ったことはありません。

   おそらく税金の不足があった場合くらいではないかと思われます)

 3)日本からの口座を閉じる方法について

   これも銀行によって違うようですが、

   口座が空になるように送金して、ゼロになったから閉じてと

   テーラーに電話する。

   これが最も確実っぽい感じでした。