Bloomingdaleの日記

駐在妻 帰国後の足跡

家電の購入

ランクルームや実家などに

どれだけの家財を置いておけるかにもよりますが

我が家の場合、会社契約のトランクルームは水ものは搬入禁止でしたので

冷蔵庫、洗濯機、食器洗い乾燥機、エアコンは

海外引越の谷間がたった1年半しかなく、まだまだ新品に近いこれらを

全部廃棄処理して再びアメリカに向かったので、

当然、これらをまた買わねばならず、

かなりの費用がかさみました。

 

日本の家電は素晴らしく、数年でも進化しますよね。

アメリカのように、老若男女誰でもシンプルに使えるというものは

皆無です。

そういうものがあってもいいのではないか、それでコスト削減になるなら

その方が逆に有難かったりするのでは?特に、高齢者の買い替えとか、、、と

思わないではありませんが、

そうでない場合、家電を選ぶのは出費の痛手さえ考えなければ

それなりに楽しみでもあり、手間でもありますね。

 

しかし、今回の引っ越しは、内示が出るのも遅く

赴任地が決まるのも遅く、住居が出国ギリギリまで決まらずで

とにかくあらかじめ選ぶ余地はありませんでした。

 

帰国した翌日に、

朝から不動産屋へ行き、入居前ですが採寸だけさせてほしいといって

案内してもらい、

家の採寸をして、

その足で、おすすめの家電ショップへいき、

これらの家電を購入し、携帯を買い、家のネットの契約もしで

夕方までどっぷりかかりました。

わりとテキパキとやってくれてはいてもです。

時差はあるし、くたくたの初日。

 

この際の家電選びの最大のポイントは、

サイズが合うか、そして、納期です。

入居日に来なければ困るものがほとんどですので

在庫がないものは気に入っても却下ということに。

ということで、

むかった家電ショップは、10年保証のあるエディオン

洗濯乾燥機ドラム式は、日立。

冷凍冷蔵庫もエアコンも日立に。

これは、メーカーセット割引というのがエアコンについていたので

メーカーを日立にそろえることで大幅に割引がありました。

どれも気に入っていますが、

冷凍冷蔵庫は、東芝もよさそうでした。

 

ちなみに、携帯は

子供二人がすでに日本のソフトバンクで契約していたのもあり

自身のソフトバンクに。

家のネットもソフトバンク加入可能と不動産屋に確認が取れていたので

ホーム電話とともに、すべてソフトバンクにまとめて

割引をとるという形にしました。

 

あとから、auも入居先回線が来ていることを知り、

こちらでもよかったかなと思った次第です。

ほんとにプランが複雑すぎて、、、さらにユーティリティの自由化。

無理です。

通販と宅急便!

海外でも日本のニュースをご覧になっている方はご存知だと思いますが、

日本の宅急便業界に大きな変化がありました。

最大大手のヤマト運輸の値上げと時間帯変更。

お勤めをされている方には、夜の受け取りがちょっと難しいくくりになりました。

 

とはいえ、日本の宅急便はアメリカに比べると

月とスッポンくらいに便利です、通販もしかり。

帰国引っ越しにも、大いに利用させていただいています。

 

まず、帰国後すぐに車が使える人は少ないと思います。

ですが、生活の立ち上げのために

買い物がたくさーんあるのです。

そこで役に立つのが通販!

入居日に合わせてすぐ必要になるこんなものは

通販で購入して日時時間を指定して送っておくと助かりますし

わざわざ、航空便(これでも遅い)や手荷物で運ぶ手間も省け節約にもなります。

1)タオル

2)洗剤類

3)マット類

4)お風呂やトイレの掃除道具など

5)スリッパ

6)必要に応じてキッチンのもの

7)ごみ箱のたぐい

 

さらには、今回、入居日の数日後にトランクルームからの搬入があり

その間、布団類がないということで

レンタル布団も頼みました。

非常に便利でした。

これは、前日に頼めるところや、数日前までにというところなど

いろいろあるので、計画が立った時点でオーダーされておくといいかと思います。

 

 

郵便物の転送

2009年にNYから帰国した際には、

郵便物はすべて日本に転送してもらえました。

雑誌や広告などはもちろん来ないのですが、

都度転送くらいの頻度で来ていて、とても助かりました。

 

2017年帰国に際して、

USPSのHPには、管轄のスーパーバイザーに話してと書かれています。

スーパーバイザー次第だと思います。

(NYからの時も、スーパーバイザーに依頼しました)

さて、今回は、海外への転送は当局からはやっていないと一歩も譲っていただけず。。。

噂には聞いていましたが。

 

こういう場合は、

1)アメリカの勤務先の人事などに転送を依頼して帰る

2)友人に頼む

 

日系企業で後任がいるようなところでしたら

1)は難なく大丈夫な場合が多いと思います。

今回、我が家は1)という選択がなかったので、

2)となり、現在も快く引き受けてくれた友人には多大な手間をおかけしています。

 

郵便物のアメリカ国内への転送手続きは

USPSのオンラインで$1かかりますが

手っ取り早く手続きが終わります。

転送しますよ、という確認の通知が旧住所に届きます。

そして、さらに新住所には引っ越しウェルカムキットが届きます。

 

ほとんどの人は、問題なく転送ができているようなのですが、

我が家の場合、

転送が疑わしいとUSPSが勝手に判断をし

(なぜそうなったのかは不明)

新旧住所に送った郵便物の確認番号をオンラインアカウントに入力してくださいと

通知が来ました。

ところが、そのアカウントに指定の番号を入力してもうまくいかず

カスタマーサービスに電話しろと表示が出ました。

 

結局、指定の番号に電話しても使われておらず、

HPで調べた番号にかけなおし、

やっとの思いでつながり、

身元確認などを済ませて、無事クリアになり

転送が始まりました。

いまだに理由はわかりませんが

そんなこともあるんだということを学びました。

 

さて、転送をお願いしている友人には、

届いたものはすべて開封していただいて

中身を写メで送ってもらって、捨ててもらうものと

いずれ送ってもらうもの、

急ぎのものを分別するようなことになっています。

かなりのお手間をおかけしてしまっています。

郵便物が多いのは最初の1-2か月で、だんだんと減っていきます。

EMSやFeDexの配送セットや

ある程度の金額を預けてお願いはしていますが、心苦しいです。

いつか何かでお役に立ちたいと願うばかり。

帰国の際、アメリカの銀行口座をどうするか

ほとんどの方が、口座は当面残して帰ることになると思います。

理由は、帰国後精算になるものがたくさんあるからです。

必ず帰国前に、帰国先の住所や連絡先が決まった時点で

口座のある銀行へ出向いて、いくつかの手続きをして帰ってください。

 

1)送金

  為替ルートなどもあるので、タイミングもありますが、

  日本の口座にドル預金があれば、とりあえずドル建てで送金しておけます。

  ユーティリティの支払いやカードの支払いなど

  必要な分を残して、いずれは口座を閉じるのであれば、

  ある程度まとめて送金してしまうのがいいかと思います。

  もしくは、オンラインで日本に送金できるように、

  日本の口座を登録してもらっておく、送金にかかる手数料なども

  確認しておくといいかと思います。

  私は、夫とのジョイント口座ですが、アメリカの口座にあるお金は

  すべて現地法人からドル建てで支払われた収入(夫の収入)ですので、

  夫名義の日本のSMBC信託銀行(旧CITIBANK)のドル建て普通預金

  アメリカのCITIBANKから、まとまった金額を送金しました。

  いったん手数料を取られましたが、

  旧CITIというので、後日手数料は返ってきました。

  返ってくるかどうかは、もしかしたら、口座のランクもあるのかもしれません。

  今後も変わると思いますので、ご自身で確認されてください。

  夫の収入のお金を、妻名義の口座に送金すると

  贈与税が発生する場合がありますので、ご注意ください。

  

2)住所変更

  郵送用の住所は、オンラインでも変更可能なことが多いのですが、

  レジデンシィの変更は、窓口でないとできません。

  銀行によって、支店によって、テーラーのいうことも違ったりするので

  確認が必要なのですが、

  帰国直前に、日本の住所へ変更してくれるところもあります。

  帰国後でないと受け付けられないといわれた銀行もありました。

  とりあえず、永久的に帰国する旨を伝え、グリーンカード保持者でもないし、と

  伝え、パスポート(ビザがついてるものから初入国してきた日のものまで)を

  もって、住所変更をお願いします。

  すべて日本の住所に変更が可能でしたら、その場でW-8BENも提出します。

  (用紙は銀行にもあります)

  NYからの帰国の時は、Chase銀行で、W-8BENは帰国してからでないと

  受け付けないといわれ、

  帰国後、銀行から用紙が郵送されてきて、それを送り返しました。

  帰国後の住所が未定の場合は、実家の住所と電話番号でもいいよ、と

  いわれました。要はどこの国が税制的な居住地になるかということが重要です。

  郵送用の住所は、自分でオンラインでも変更可能との説明でした。

  このあたり、銀行や人によって対応もまちまちであると思いますので

  確認してください。

 

3)確認事項

 1)帰国後 オンラインバンクは使えるか。

 2)ステイトメントやチェックブックは日本へも郵送してもらえるか。

  (私は、オンラインステイトメントに変更しました。

   チェックブックは、多めにオーダーしていたし、

   古い住所のものも、手書きでそこを直して使っていいとのことだったので

   それで対応する予定ですが、帰国後一度も使ったことはありません。

   おそらく税金の不足があった場合くらいではないかと思われます)

 3)日本からの口座を閉じる方法について

   これも銀行によって違うようですが、

   口座が空になるように送金して、ゼロになったから閉じてと

   テーラーに電話する。

   これが最も確実っぽい感じでした。

 

 

 

 

各種クロージング手続きの第一歩

引越し業者が決まり、帰国の飛行機が決まり、

大家さんに退去の連絡をしたら、

あとは、退去日に向けて、クロージングの手続きに入ります。

具体的には、

1)ユーティリティ

2)ケーブルテレビ

3)電話、携帯電話

4)郵便物の転送手続き

5)スポーツクラブなど月極で加入しているもの

6)定期購読している雑誌や新聞、水など

7)EZ-PASS

8)車の査定業者の検討

9)銀行口座の国外転居手続き

10)クレジットカードの解約または変更手続き

11)所属している習い事や会への通知

12)子供の学校の手続き

13)自動車保険、住宅保険などの手続き

14)自動車サービス(AAAなど)

などなど、まだあるかもしれません。

 

とりあえず、リストアップをして

解約や変更手続きの窓口の連絡先とデッドラインなどを

一覧にしておくことをお勧めします。

 

同時に、帰国後のスケジュールと

賃貸にすまれる方は

家探しや住環境探しが入ってきます。

家が決まったら、あらかじめインターネットはどこと契約するか

携帯はどこがいいか、

今は、電力やガスの自由化もあり、携帯も格安携帯もあり

セットプランなども複雑で、ほんとうにどこがいいのかわかりにくいです。

賃貸の場合は、仲介不動産会社に、どこのネットが契約すれば使えるか

ユーティリティはどこなのか、あらかじめ聞いておくと

いいかもしれません。

 

新居にすぐ入居できる場合でも、

数日ホテルに滞在した方が楽だと思います。

ホテル滞在中にやるべきこととして、

1)家の採寸

2)家電の購入、携帯の契約

3)転入手続きと免許証の住所変更手続き

4)銀行、証券会社、クレジットカード関係への住所変更手続き

5)ユーティリティの契約

6)教育委員会へ学校関係の手続き

 

インターネットが、携帯とセットプランがあったり

ケーブルテレビとセットプランがあったり、いろいろですが、

とりあえず、すぐいろいろ調べることが多いので

一時帰国などで利用してたポケットWiFiルータを10日間程度借りました。

(帰国後すぐ使えるように、滞在先のホテルに配送をしてもらっていました)

 

やることは、短期間に山積みですが

どれも忘れてはいけないことばかり、

そのためのリスト作りは、欠かせません。

 

引越し業者の選定と見積もり

会社などで業者の指定がない限り、

競合見積もりを取られることをお勧めします。

その方が、サービス面、価格面で好条件を引き出せるからです。

たしかに、帰国前の忙しい時に、見積もりで2時間取られることは

苦痛ではありますが、

業者さんによって、説明も違ったりで

いろいろと参考にもなります。

 

すべての収納をあけて、何をどういう形で持ち帰るか

説明をしなければなりません。

少し覚悟も用意も必要です。

 

見積もりをお願いするタイミングですが

荷物の区別がわかって、帰国日がはっきりしたら

なるべく早くが希望日を抑えるためにも必要です。

契約してからの日程変更には、違約金などがかかったり

変更ができないこともあるので、注意は必要ですが

通常、競合見積もりの場合、他社の見積もりと見比べて返事をするわけですから

一週間程度の仮予約が可能なことが多いです。

そのあたりも、担当者に確認されてください。

 

見積もりの日は、

引越し当日の大まかなスケジュールや

帰国後のやり取り、届く予定などの確認の他に、

不随するサービスが無料で使えるか、有料なのか、

それとも、そういうサービスはないのか、など確認されるといいと思います。

 

今までで、お願いしたことがあるサービスとしては、

1)成田空港からの手荷物の宅急便無料クーポン

 (業者によって、個数が違うこともありました)

2)引越し終了後の清掃の有無

 (無料で水回りの専門業者を入れてくれたところもあれば、

  有料ですが、手配可能と言われたところもあり、

  やっていなけれど、掃除機くらいはかけます、というところも)

3)帰国後、荷物の開梱をお願いできるか

  (有料だったり、無料だったり、やらなかったり)

4)船便到着時のエプロンサービスの有無

  (サービスありは、知る限りアートのみ、他は有料だったり、なかったり)

5)譲渡家具などの配送サービスの有無

  (無料のところと有料のところあり)

6)排気家具の引き取り

  (無料だったり有料だったり)

 

単に見積額の大小だけでは判断できないこれらのサービスが

業者選びの決め手になったり、交渉のもとになったりします。

大きなポイントは

廃棄家具、譲渡家具、帰国後の船便の開梱などでしょうか。

これらがあるとないとで、かなり手間がかわってきます。

 

 

その他のキッチン用品 追記

代表的なところで、よく買って帰るものとしては

こんなところでしょうか。

ルクレーゼ

ココットなどもかわいいのですが、なんといっても積み重ねられない!

かさばるし、重い。

収納とよく相談してください。

鍋も、いろんなサイズを買って帰る人もいらっしゃいます。

ほんとに入る??

そして、年を重ねるほど、あの鍋を流しの下あたりから取り出すのは

嫌になります。

軽くて性能のいいものは日本でもたくさん売られています。

どうしても、という場合は、ストーブの類はひとつ。

我が家は、土鍋を処分したので、土鍋としても卓上で使うというサイズを

ひとつだけ持ち帰りました。

カレーやストーブとしても使っています。

カットボード

ウィリアムソノマでいい木を使った高いまな板が売られていて

日本人の間で一部話題になっています。

いい音もするし、モチベーションも上がると使っている方は大満足の模様。

我が家は生魚を卸すことも多く、

抗菌剤入りの熱湯もジャンジャン、塩素消毒も気にならないタイプの

いわゆる白いものがあってるので、買いませんでした。

卓上カッティングボード(チーズやパン、カナッペなどをおく)のがほしくて

ウッド状の小さいかわいいのをと思っていましたが

これは大理石の立派なものをいただきました。

チーズ、地方都市では、近隣のスーパーなんかでは種類は当然少なく

そして高く、アメリカのようなチーズを卓上でカットしてワインを楽しむ余裕も

時間もありません。。。。来客も少ないですし。

生活スタイルがもの選びの基本になるということです。

銀食器

磨くのが苦痛でなければ、日本だと高いのでお持ち帰りを!

苦痛な私は、時々ながめて思い出す程度が十分と

使おうと思えば使えるサイズのトレイ一枚と

これは、何を血迷ったのかシルバーのナプキンホルダーを持ち帰りました。

後者はアンティーク巡りの思い出のひとつ、ではあるのですが

日本では無駄なもの。

もし次、駐在があったらその国で処分してこよーーー。

アンティーク食器

お友達と、あるいはひとりででも、

あちこち巡って、集めた記憶とともに価値あるものは持ち帰りたいですよね。

これも収納と相談しながら、リプレイスも考えながら、可能な範囲が

帰国後苦痛に変わらないポイントです。

オークションに出す心と時間の余裕があればいいのでしょうけれど。

ケーキ皿やワイングラスなど一部リプレイスして持ち帰りました。

食器

アメリカ製の食器(いわゆる分厚い、重ねられない)は

かわいいものも多いのですが、サイズも大きく直径が食器棚の奥行に無理!というものも多く、

身を切られるように感じることもあるかもしれませんが

思い切りましょう。すべては収納と相談です。

船便の許容量ではありません!

でも、アメリカの思い出に、とリプレイスしたものも多くあります。

例えばこんなものを。

これらは、お家によってさまざまだと思います。

Crate&Barel   比較的薄いものを選んで。ココット、アップルの小鉢、主要都市デザインの皿

LENOX  パン皿、ディナー皿

Fish Edy ニューヨークの景色がはいってるものをガラスコップとマグカップ  

     普段使いに、思い出とともに。

Fish Edyなんて!と思ったこともありますが、

いま、大阪梅田の阪急百貨店で

NY物産みたいなものをやっています。

このお店からも出店♪